お子さんの スキンケアガイド
お子さんのスキンケアガイド
石けんを、直接、こすり付けないで。
─皮膚の清潔は、スキンケアに不可欠。
皮膚に付いた汗、皮脂、埃や花粉、細菌などは、しっしんや皮膚炎などで機能が低下した皮膚を悪化させる要因の一つになります。皮膚を清潔にすることは、スキンケアに欠かせません。
皮膚の汚れを落とすときに、石けんや洗剤を直接、皮膚にこすり付けたりしないように注意してください。石けんの泡で洗うことがポイントです。泡は、洗浄力が高く、皮膚への刺激が少ないためです。
手などで作った石けんの泡をやさしく塗り込んだ後、さっと洗い流しましょう。
手洗いは、自分のため&お子さんのため。
─しわや爪の端のくぼみもしっかり洗う。
おかあさんの手は汚れていませんか?手洗いは、風邪やインフルエンザだけでなく、様々な感染症を防ぐ基本です。バリア機能が低下したしっしんや皮膚炎に対しても清潔な手でケアしなければなりません。手の表面だけでなく、しわや指関節のひだ、爪の端のくぼみの中にも菌は入り込んでいるのです。そこで、石けんの泡を両手に付け、手のひらと甲、指、手首を丹念にこすりながら洗うようにしましょう。専門家は20秒かけて洗うことをすすめています。
ゆっくり、しっかり、正しく洗おう!
意外と、入浴後は、皮膚の水分が蒸発する。
─皮膚炎などの場合、軟膏→保湿剤の順に塗ろう。
入浴すると水分が皮膚にしみこんで、入浴後に保湿する必要がないと思っている人もいるようです。しかし、入浴で皮膚に入った水分は、10分程度で蒸発します。
しっしんや皮膚炎の場合は、角質層の保水機能が不十分なことが多く、さらに短時間で蒸発してしまいます。
皮膚は乾燥させないことが大事です。そのため、入浴後は、早めに保湿剤を塗りましょう。しっしんや皮膚炎の場合は、軟膏を塗ってからその上に保湿剤を重ねて塗ってください。
汗には効用もあるが、かゆくなる原因にもなる。
─汗をかいたら、早めに洗い流す。
運動をして汗をかくことは、大人、子どもを問わず大切です。汗は、保湿機能、体温調節機能、感染防御機能などの効用があるためです。
しかし、皮膚炎があると、汗をかくとかゆくなる、といった問題があります。かゆくなるのは、汗をかいている状態よりも汗をかいてそのままにしている場合です。
したがって、運動の後に汗を早めに洗い流すようにしましょう。シャワーを浴びるのがよいのですが、腕などに水道水をかけてタオルで拭いたり、水を含ませたタオルで拭く、といった方法があります。
合成界面活性剤のシャンプーを赤ちゃんに使いたくない場合。
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